伝えたい情報も、重要度に差があります。重要なメッセージは文字を強く、大きく表現し、 補足的な情報は文字を控えめにします。
文章における表現力は、クラシック音楽の表現に似ていいます。 単調な音楽はやっぱり眠いのです。音楽に抑揚があるのと同じで、 メッセージにも抑揚がなければいけません。
来訪者を納得させるためには、時にはたくさんの情報が必要になるかもしれません。 しかし、情報が整理されず、ごちゃごちゃただ掲載されただけのホームページは、読む気が失せるものです。
インターネットの世界は、紙面の上よりも圧倒的に、情報が多く載せられるので、 大いに活用すべきですが、人間の脳に理解しやすい作りになっていないと、困惑させるだけです。
理想的なのは、来訪者がホームページ全体の構成を理解でき、自分の立ち位置がよくわかるホームページです。 そのためには、トップページから樹形図のように枝分かれするシンプルな階層構造でホームページを作るべきだと 考えます。
とにかく起業当初から、人間の「眼」の性質を研究してきました。 ホームページは、お客様と直接対面するわけではないので、伝えたいことは文章にします。 よって、その文章が読みやすいレイアウトで作成されていないといけないのです。
長年の研究により、余白・行間・行幅には最適なものがあるということがわかりました。
昔は長めのキャッチフレーズを書いているときもありました。 しかし、全部をしっかりと読まない来訪者も多くいます。 短い言葉で、読み手の心を掴むためには、キャッチフレーズのセンテンスは短くが基本でしょう。
ちゃんとした意味があって長くなるのはよいかと思います。
掲載する情報には、重要な情報とそうではない情報があります。 ホームページ運用の成果に関わるのが重要なページです。
キャッチフレーズや目立つ画像などを使い、見せたい重要ページに来訪者の視点を導いてやることが大切と考えます。